インド、普通金宝飾品の輸入を制限

ファイル写真 - 2012年4月11日、インド北部の都市チャンディーガルの金宝飾店に金の延べ棒が並べられている。ロイター/アジェイ・ヴェルマ/ファイル写真

［ムンバイ ７月１２日 ロイター］ - インドは水曜日、世界第２位の貴金属消費国が通商政策の抜け穴をふさごうとする中、普通金宝飾品の輸入を制限した。

政府通知によると、金製品の輸入は自由カテゴリーから制限カテゴリーに入れられ、インド・アラブ首長国連邦包括的経済連携協定に基づく輸入は許可なしで許可されると付け加えた。

商工省はコメント要請に応じていない。

この動きは、輸入業者が過去数カ月間、政策上の欠陥を利用して、輸入税を一切支払わずにインドネシアから普通金の宝飾品を調達してきたことを受けて行われた。

ムンバイに本拠を置き、民間地金輸入銀行に所属するディーラーは、「インドネシアはインドにとって金宝飾品の供給国ではなかったが、ここ数カ月間、地金ディーラーは輸入税を一切支払わずにインドネシアから3～4トンを輸入した」と語った。

インドは金の輸入に 15% の税金を課します。

同氏は、「多くのディーラーが抜け穴について知り、インドネシアから調達しようとしていた。政策変更で抜け穴は塞がれた」と述べた。

当社の基準: トムソン・ロイターの信頼原則。